2018年和紙卓上カレンダー「新潟らて」
「新潟らて」は、方言で「新潟だよ」という意味です。- 新潟県は冬雪深いだけでなく。四季折々豊かな風土があり、各地域で美しい風景、独自の文化を感じることができます。
- 「新潟らて」カレンダーは、そんな新潟県の風景と特色を、 昔ながらの印刷技法である「活版印刷」と「和紙」を組み合わせて表現し、方言で紹介する味わいのあるカレンダーです。
- 新潟の情景に想いをはせながら、各月お楽しみいただければ幸いです。
表紙
★活版印刷
活版で印刷していますので文字・数字は立体です。和紙に刻印された気持ち良い手触りをお楽しみください。★伝統色と小紋柄で表す「新潟」
今年は和紙と凸版を楽しむだけでなく 「ほのぼのとしたイラスト(親が新潟県出身の南雲杏さん作)」と「日本の伝統の色」と「小紋柄」で新潟県の情緒を楽しんでいただけます。懐かしい新潟弁のコメントもついています。
新潟県らしい贈り物としても最適です。
★12か月のダイジェスト
1月~6月
- 一月 赤色(あかいろ)・鹿の子(かのこ柄 鹿の子の背中の模様) ◆新潟の地酒 (全県)
- 二月 深縹(こきなはだ 最も濃くて深い藍染の色)・鱗(うろこ 蛇の鱗模様 脱皮から厄を脱ぎ払うとされる模様) ◆八海山 (南魚沼市、越後三山の1つ)
- 三月 鮮緑(せんりょく 鮮やかな緑)・籠目柄(かごめ 籠の網目模様、魔除けの効果) ◆山菜コゴミ (全県)
- 四月 牡丹色(ぼたんいろ ピンク色の一種)・矢絣柄(やがすり 矢はもどってこない縁起もの) ◆チューリップ (新潟県の花 五泉市)
- 五月 木賊色(とくさいろ 青みのある濃い緑)・十字絣柄(じゅうじがすり 基本的な絣柄の一つ) ◆早苗饗(さなぶり 田植えを終えた祝い 全県)
- 六月 萌黄色(もえぎいろ 黄緑の一種)・麻の葉(あさのは 麻は真直ぐ成長するので産着に) ◆北限のお茶 (村上市 日本最北のお茶産地)
7月から12月
- 七月 紺鼠(こんねず 少し青みのある鼠色)・れんが柄 ◆万代橋 (信濃川の橋 新潟市)
- 八月 銀朱(ぎんしゅ 黄みが強い赤色)・菱柄(ひし) ◆花火 (長岡大花火 長岡市)
- 九月 山吹茶(茶がかった赤身の深い黄色)・七宝柄(しっぽう 円満、調和、ご縁と縁起よし) ◆まんま (新潟といえばほご飯 全県)
- 十月 赤橙(あかだいだい 赤みが濃い橙色)・市松柄(いちまつ 格子状 歌舞伎の市松が用いた) ◆朱鷺 佐渡
- 十一月 鉄御納戸(てつおなんど 暗い緑みの青色)・青梅波柄(せいがいは 古代ペルシャ発祥 平安な暮らし) ◆塩引き鮭 (村上市)
- 十二月 葡萄色(えびいろ 暗い赤紫)・菊菱柄 ◆雪 (現代では雪は資源 全県)