ポチ袋は気持ちを表す

ポチ袋は知らない人もいられると思います。

どのようなものかといいますと以下の写真のようなものです。

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いわゆるお年玉袋がポチ袋になります。

お年玉と書いて特化したものが年末になるとスーパーやコンビニでも売られていますね。

あれです。

では、何故ポチ袋と呼ぶのか?

Wikipediaによりますと、

…この「ポチ」は関西方言で「心づけ、祝儀」を意味し、もっぱら舞妓などに与えていた祝儀袋のことであった。「ポチ」には「小さな」(これっぽち)という意味があり、…

ということです。

「気持ちを表す」袋です。

(ポチ袋に似たものに大入り袋が有ります。こちらの中身は50円とか100円、興行関係者に一様に配られる縁起物です。)

 

※最後に少し宣伝

より心を込められるようにしたのが平和堂の「手すき和紙 ポチ袋」です。

手触りの良い越後小国和紙で作られた品の良いポチ袋です、お年玉のほかに1年中の心づけ・祝儀に喜ばれております。

 

 

2016年11月30日 | カテゴリー : 和紙 | 投稿者 : heiwado2

日本画家児玉輝彦氏とあや湖さん

当社の和紙カレンダーの絵をお描きいただいているあや湖さん。

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あや湖さんは「児玉輝彦先生の門をたたき入門。」とされています。

児玉輝彦先生とはどのようなお方でしょう。

児玉輝彦先生

絵を描かれていられる方ならほとんどの方がご存知でしょうが一般の方では知らない方もいられるのではないかと思いますの簡単に紹介いたします。

東京文化財研究所のホームページによりますと

明治31年 新潟県十日町市生まれ

昭和 2年 第8回帝展に「祇王」が入選、同7年日本美術協会会員となる。

・・・・・ 日本美術協会展では、銀賞を2回、銅賞を3回受賞

・・・・・ 日本国画院会長もつとめられた。

とのことです。

どのような絵を描かれたのでしょう。

 

お孫さんにあたる方がブログを書いていられます。その中に少しボケているのですが絵の写真が有ります。

松の絵です。

蘇った祖父の絵 : ♪ ALL FOR WIN ♪

 

あや湖さん

あや湖さんも十日町の方です。

地元から凄い画家が出られており憧れていたでしょう、遥々当時児玉先生がお住まいの千葉県船橋市まで行かれて門をたたかれたそうです。

なお、児玉輝彦先生のお弟子さんには全て「湖」がつくそうです、いわれが知りたいですね。

生き生きとした植物の絵が門下の特長なのでしょうか、これで2年続けてカレンダーの絵に使わせていただいております。

昨年のカレンダーは好評で、なんと6月になっても注文が来ました。

既にカレンダーの半分は終わっていたのに!。

もちろんあや湖さんの花の絵が欲しかったのです。

当社の技術を駆使して和紙にオフセット印刷をしたのが綺麗と好評でした。和紙にオフセット印刷をするのはむつかしいのです。

 

2017年は卓上型

2017年カンレンダーは卓上型と小さくなりますが和紙にオフセット印刷をしました。キレイです。

どうぞ2017年はあや湖さんの美しい絵を机やテーブルの上、お手元でお楽しみください。

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このページの左側の欄のショップでお買い求めいただけます。

どうぞ、お手元で四季のお花を楽しんでください。

 

 

 

2016年11月25日 | カテゴリー : 和紙 | 投稿者 : heiwado2

小国和紙の活用

当社の和紙製品は小国和紙をメインに使わさせていただいております。

とにかく優れた品質がなにより選択の理由です。

小国和紙生産組合のサイトを見ますと

和紙の思いがけない利用法も掲載されています。

 

ここで紹介されているのは

壁紙や障子紙・・・呼吸する特長、湿気調整やほこり吸着など。

ウェディングドレス・・・軽くてデザイン性に富むようです。

ランプ・・・あたたかみのある光を出してくれます。

札紙・・・着物や反物の札紙。

お酒のラベル・・・日本酒など品質・高級感を演出。

どうぞサイトを訪ねてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

2016年6月8日 | カテゴリー : 和紙 | 投稿者 : heiwado2

和紙って何2  生産量、生産地など

和紙の生産量についてはみつかりませんでしたが、原料についてはありました。

日本特用林産振興会というところに「和紙原料の生産・流通状況」というものがありました。

このページではコウゾの生産と流通、ミツマタも生産と流通について、さらにカンピとトロロアオイの生産と流通について書かれています。

資料は少し古いのですが和紙原料の生産が減ってきた様が解ります。

また、Wikipediaに和紙の生産地の記述もありました。

県別はそちら見てください。

地方別に集計してみました。

北海道 0
東北 13
関東 06
中部 23
近畿 14
中国 10
四国 07
九州 09
沖縄 02

中部地方が多いですね。県も多く面積も広いわけですが23は図抜けています。

その中でも新潟県が5産地という事で一番多いようです。

全国でも県別では新潟県と福島県が一番多いようです。

当社は小国和紙を使わせていただいておりますが、雪の存在が和紙作りに有効なようです。

今後もより一層和紙の特徴を生かした和紙製品を工夫作成してゆきたいと思います。

2016年1月13日 | カテゴリー : 和紙 | 投稿者 : heiwado2

和紙カレンダーが「全国カレンダー展」で入選しました!

当社の和紙製品「和紙カレンダー」が入選いたしました。

カレンダー展の紹介ページはこちら

第67回全国カレンダー展、入賞65作品決まる」(印刷ジャーナル)

 

募集ページの要綱ではこの主目的が述べられております。

引用: 「このように脚光を浴びるカレンダーのなかから、印刷・加工技術、企画・デザイン力、機能性や創造性に優れた斬新な作品を募り、厳選した入賞・入選作品を一般公開することは、豊かな生活の実現に貢献するとともに、社会文化の向上に大きく寄与する契機になります。」 :以上引用

と、いうことで当社の和紙カレンダーが上記募集要項通りのものであると評価をいただきましたので報告いたします。

ありがたいです、社員一同で一生懸命企画したものです。

今後とも当社平和堂の和紙製品をよろしくお願いします。

 

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和紙って何1、豊かな日本の森林資源のたまもの?

その昔、日本からの使節団が欧米に行かれた際に武士が鼻をかんで捨てた和紙にたいそう感心したという話を読んだことがあります。

それほど西洋では紙が珍しく、また和紙の素晴らしさに驚いたらしいことが書いてありました。

また、それで鼻をかんで捨てるという紙の豊かさにも驚いたそうです

 

和紙って何?やはりWikipediaから見てゆきます。

「一般的な「和紙」の特長は「洋紙に比べて格段に繊維が長いため、薄くとも強靭で寿命が比較的長く、独特の風合いをもつ」と言われている(但し、種類や用途によって、一概には断言できない)。」

「『日本書紀』に拠れば、403年(履中天皇4年)に初めて国史(ふみひと)を配置して言事(ことわざ)によって様々な事柄の記録を始める、とあり、公権力によって紙による記録が始まり、紙作りの必要性が興ったと推測されている」

どうやら記録をするという国策が出来て、「紙が必要」となって森林資源の豊かな日本で大いに和紙製造が進んだようにも見えます。

Wikipedia 和紙

washi

 

 

各種紙製品には「手触りの良い」小国和紙を多く使っています。

当社は小国和紙を多く使っております。

全国に小国は何か所もありますが、新潟県長岡市の小国町です。

合併前は刈羽郡小国町でした。

小国和紙ですが

Wikipediaによりますと【小国和紙】

「小国和紙は江戸時代かそれ以前から製造されており、明治時代の初頭には最盛期を迎え毎年800万枚以上が生産された」

とのことです。

凄いですね。

それだけ適した地なんですね。

しかし、「産業の近代化におされ」寂れてきたようです。

しかし、和紙は優れた性質を持つもので、小国和紙ならではの風合いがあります。

当社はその風合いを様々な印刷方法で生かす、そういう紙づくりを行っております。

和紙に印刷するのは実は難しいのですがいろいろと職人が頑張りました。

是非小国和紙の豊かな手触りを体験してください。

 

和紙について、詳しくは小国和紙生産組合さんのHPをどうぞ

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